いい人間関係

「お父さんが嫌いな理由」を、しっかり聞いてみましょうか

2019-06-01

庭で背を向ける少女

思春期の娘をもつお父さんが凍り付く!

『お父さんがキモい理由を説明するね』

というタイトルの本、ご存知ですか?

中学生の娘さんに毛嫌いされている理由がわからずに悩むお父さんが、あるきっかけで娘さんとの週一「マジトーク」をするようになり、その内容を本にしたものです。

2014年出版、先日たまたま古本屋で手にした本ですが、これが面白い!

娘さんに限らず、家族とのコミュニケーションをどうにかしたいとお考えの方へのヒントや、子供に伝えたい大事な事がたくさん含まれていて、色々考えさせられました。

 

お父さんと娘の関係は

父と娘というのは難しいものなんでしょうか。

私には社会人5年目の娘と、今年社会人になった息子がいますが、どちらとも適当な距離感をもって付き合って… いる、つもりです。

簡単に言うと、

オレは俺で楽しくやってるかんな、
お前らもお前らで楽しくやれよ、
たまにゃ家族で楽しくやろーぜ

みたいな感じです。…伝わるかな (^.^;

子供たちが親よりも友達と遊ぶようになってからは、ずっとこのスタンスですね。

 

お陰様で?彼らも社交的に育ってくれて、家にいることが少なくなりましたが、息子とは今でもサッカー見たり酒を飲んだり、娘とも二人で居酒屋とかたま~にあります。

今年は年明けに娘が一人暮らしを始め、息子も今週から会社の近くに部屋を借りて独立しました。

順調に、親離れ。したのはいいんですが、

息子、都内に引っ越して3日目福岡配属が決まる。

やっちまったな~~!!( ゚Д゚)

今週の出来事です(笑)

「もうちょっと待っとけばよかったのに」とか言ってもあとの祭り、福岡赴任までの約1ヶ月、東京での生活を満喫するしか

…と、そっと見守る。

 

話がそれました。

我が家は(多分)大丈夫だと思っていますが(私だけ?)、

娘に嫌われている若しくは嫌われているかもしれない・あるいは嫌われたらどうしようと気が気でないお父さんは、世の中には沢山いるようです(他人事ではない?)。

 

福岡旅行記
糸島ここのきコーヒーカップ
子供の幸せを願うなら、親が楽しく生きましょう

息子の赴任先、福岡で遊び倒してきました。最高に楽しんでいたのは我々夫婦ですが、息子もそれを見て安心してくれたのではないかと思っています。子供を愛して、信頼したら、あとは半放任主義で親が楽しく生きるのがいい。子供も安心して自分の人生を生きてくれるはず。

続きを見る

 

NHKでもとりあげられた「#お父さん嫌い」問題

昨秋にはNHK「おはよう日本」で、こんな特集がありました。

「#私が父親を嫌いになった理由」
ツイッターで、あるハッシュタグが注目を集めています。
私が父親を嫌いになった理由。
大人になった女性たちが、子どものころに父親を嫌いになったきっかけを続々と投稿しているのです。

私も見ていたのですが、父親を嫌いになった理由や普段どう接するべきかなど、お父さんによっては耳が痛すぎて今すぐ耳鼻科に行きたくなったり、直視できずにトイレに駆け込むかチャンネルを変えてしまうかのような内容だったかと思います。

私は、最後まで、見ました(頑張った)

リンク先のアーカイブはいずれ消されてしまうかもしれないので要点だけ書いておくと、

父親と思春期の娘とのコミュニケーションにおける注意点は、

注意ポイント

  • 小さいころのようなスキンシップはしない
  • 異性を意識させることは言わない
  • 普段からの関係が大事
  • 今日の出来事を話そう聞こう
  • 話をちゃんと聞く、いい加減な返事をしない
  • ”指導” ”問題解決型” ではなく、”共感”
  • コミュニケーションが大事、お母さんも協力を

 

…どれも納得、気を付けなくてはと思うものばかりですね。

うちのことは棚に上げて、次に進もう…

 

『お父さんがキモい理由を説明するね』の作者さんは、まさにこの一番目のパターン。

娘さん愛が過ぎるあまり、小さいころのスキンシップや接し方をひきずって、嫌われてしまったようです。

 


お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!)

 

今回のまとめ ・・・子供と腹を割って話すコツ

やばい、前段が長くなってしまった・・・

では『お父さんがキモい理由を説明するね』の作者さんのように、娘さんとの関係をこじらせてしまった場合にどうすればよいのか。

この本は、相互理解コミュニケーションのひとつの成功例です。

内容については次回ご紹介したいと思いますが、巻末に書かれている「父と娘が腹を割って話すための、コツとかノウハウ的なもの」だけ抜粋してお伝えすると、

父と娘の会話のコツ

  1. 落ち着ける場所と時間帯を確保する
  2. 話すと聞くは半々、詰問口調は厳禁
  3. 立場は捨てる、説教モードに入らない
  4. 立場が上のものが先に勇気を出す、言いにくい話は先に親が話す

 

…どうでしょう。

NHKの番組で言われていたコミュニケーション、特に「話をちゃんと聞く、いい加減な返事をしない」「”指導” ”問題解決型” ではなく、”共感”」と、共通するところがありますね。

逆に言うとお父さんって、話をちゃんと聞かない、基本説教モード、ってことでしょうか。

これ、相手が子供の場合だけじゃないですよね。

奥さんとちゃんと話したいときにも、部下と話すときにも、同じことが言えるんじゃないかな。

 

作者さんの体験に基づく親子における会話のコツ、そして嫌われている娘さんとどんな会話を繰り広げたのか… は、次のコラムで改めてご紹介したいと思います。

今回はこの辺で…

 

続きはこちら
父と娘の会話
「お父さんがキモい理由を説明するね」を読んでみましょうか

『お父さんがキモい理由を説明するね』という本。衝撃的なタイトルに拒絶反応を示してしまいそうですが、娘に嫌われたお父さんの自虐本ではありません。父親だけでなく、奥さん(両親)、おじいちゃんから伝えたいことについても、沢山のヒントがありました。

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望月マサキ

どちらかというと犬系人懐っこいType、57歳で早期退職した元気なオヤジです。会社人生を卒業したら 自分の人生にシフト!毎日をワクワク過ごしましょう。楽しい場所と良い人間関係を育てるための、毎日の過ごし方のコツをお伝えします。ドラムも教えています。

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