定年後の生活

「年寄りは年寄りでいい」けれど。「ヨーコさんの”言葉”」から再び

2019-02-23

年輪

以前、NHK Eテレで見た「ヨーコさんの”言葉”」にえらく感動して、コラムをひとつ書きました。

男も無駄話を
無駄話
くだらない無駄話ができる男になりたい。「ヨーコさんの“言葉”」より

NHKの5分間番組「ヨーコさんの"言葉"」より。「定年になった男が 女にうとましがられるのは、言葉を失うからである。」仕事に関する言葉を失ったら、男はどうしたらいいのでしょう。少し女性を見習った方がいいかもしれません。

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そのあとヨーコさんの別の"言葉”を見て、これはちょっと自分なりに解釈しておきたいなあと思ったので、自分としての整理も兼ねてまとめておきます。

 

「年寄りは年寄りでいい」けれど

今回取り上げるのはこの”言葉”
「年寄りは年寄りでいい」

ヨーコさんの言葉-年寄りは年寄りでいい

すみません、NHKのアーカイブには期限がありました。
別動画がYoutubeにアップされていましたので雰囲気だけ

 

「いつまでも見た目若々しく」という風潮に疑問を呈する、というか「ばかじゃないの」ぐらいの感じで批判して、年月に逆らわずに生きていこうよ、というお話です。

 

実は以前、こんなコラムも書きました。

三浦雄一郎氏
Aconcagua
86歳三浦雄一郎さんの、アコンカグア登頂断念に思う

南米大陸最高峰のアコンカグア(6961m)に挑んでいた三浦雄一郎氏(86歳)が登頂を断念して下山開始とのニュース。とても残念ですが、挑戦する心の大切さを教えてくれました。なぜ挑戦を続けるのか、歳をとっても挑戦することの大切さについて、昨年末の講演からお伝えします。

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三浦さんの、

  • いくつになっても気持ちがあれば人生を楽しめる
  • それにはまず自分が健康でタフであること
  • 攻める気持ちを忘れないこと

という言葉をご紹介しました。

 

ヨーコさん vs 三浦雄一郎さん?

ヨーコさんは「年寄りは年寄りでいい」の中で、

サプリメントや整形のように「年月にさからって生きる」ことを「みにくい」と言っています。

加えて

九十過ぎのじいさんが
冬山に死にものぐるいで登ったり、
海の中に飛び込んだり、大車輪をやったりする。

そして年齢に負けない、と大きな字が出てくる。

ヨーコさんの言葉-年齢に負けない

これって・・・ 三浦雄一郎さんのことか?

いや、そのお父さんの三浦敬三さん?(^^;

 

私はみにくいと思う。
年齢に勝つとか負けるとか、むかむかする。
年寄りは年寄りで いいではないか。

挑戦する元気なご老人を真っ向から否定しているように聞こえますが、

私はこのお二人の生き方は決して相反するものではないと思っています。

 

ヨーコさんと三浦雄一郎さんに共通するもの

お二人に共通するもの、それは

  • 外見の若さではなく、中身の充実に重きを置いている
  • やるだけやったうえで、受け入れている

ということだと思います。

「年齢に負けない」にむかむかしているヨーコさんは、そこまで生きてきた自分には自信をもっているからこそ、こうして”言葉”を伝えているわけです。

そして最後は自身に宣告された「死」を静かに受け入れています。

90前にしてまだ山に登る三浦雄一郎さんは、ダラダラした定年後で体がボロボロになった経験を経て一念発起、挑戦を続ける姿を我々に伝えています。

今回のアコンカグア登山では、やるだけやって、最後は医師と周囲の意見を受け入れて登頂を断念しました。

 

年齢に勝たなくてもいい、年齢なりに挑戦していこう

問題は、お年寄りの挑戦を「年齢に負けない」とあおるマスコミの風潮にあるんじゃないかと思います。

ヨーコさんはその言葉に反発して、それを「無謀な挑戦」だと思ったんでしょうが、三浦雄一郎さんはご自身の挑戦を全く「無謀」だとは思っていないのでしょう。

ただ自分の人生を自分なりに生きているだけなのでしょう。

ヨーコさんは90歳の登山と若返り美容を同じカテゴリーに入れていますが、ここで言われている若返り美容には「挑戦」の要素はありません。ただ他人からの見た目を気にしているだけ

三浦雄一郎さんは多分、他人にどう思われるとか気にしていません。

ヨーコさん、そこのところを混同しているように思います。

あと、何かに挑戦するきっかけとしての美容はありじゃないかと思います。

全てを否定することも無いのではないかと。

 

何のために健康になるのか

何のために健康が必要か。

健康が目的な「健康マニア」ではなく、

やりたいこと、ありたい姿のために、健康を保ちたいものです

やりたいことのために、
新たにやりたいことができた時のために、
人に迷惑をかけないために、
人の世話にならないように、
健康でいる方がいいに決まってる。

「永遠の若さ」ではなく、「年齢なりの若さ
「年齢に負けない」ではなく、「年齢なりの幸せ

「年齢なりの中身」を伴った、いい年寄りになりたいものです。

え?年寄りになんかならない?

いや、生きていればみんな、年寄りにはなる。

 

自分がなりたい「年寄り像」を考えよう

大事なのは、

「自分は自分」という自立した考えと、

「自分の責任は自分で持つ」という、他責にしない姿勢。

私は、苦行をしてまで健康を保とうとは思いませんが、楽しく思えることで健康を保てるならぜひやりたい派です。

嫌な思いをしてまで人と交わろうとは思いませんが、楽しくなりそうな場なら進んで参加したい派です。

みんな大人だもん。

それぞれの考えがあっていいと思います。

 

ダメだと思うのは、

✖「誰々がそう言ってるから」とか人の意見を鵜呑みにする
✖「誰々がそう言ったから」とか悪いことは人のせいにする
✖「誰々もそう言ってるし」とか都合のいい意見しか聞かない
✖「自分はそういう人だから」と自分と違う考え方を拒絶する
✖「今のままでいい」と現状維持バイアスで思考停止

自分を大事にしましょうよ。
どういう自分になりたいのか、考えましょうよ。
肩書きも名刺も外した自分を、立ち止まって考えましょうよ。

歳をとって何もできなくなった時にどういう状態でいたいか、
どういう死に方をしたいか、考えましょうよ。
ずっと先を想像したうえで これからの生き方を考えましょうよ。

 

なりたい年寄りの像は色々あっていい。
私は私。
自分に責任を持つ。

ヨーコさんの生き方も尊敬します。

三浦雄一郎さんの生き方も尊敬します。

 

最後に、ヨーコさんの言葉から、〆の言葉を引用

 

西洋は若さの力を尊び
東洋は年寄りをうやまい
大切にする文化があった。

そして静かに年寄り、
年寄りの立派さの見本が
いつもいた。

私はそういう年寄りになりたい。

 

ヨーコさんも、三浦雄一郎さんも、「年寄りの立派さの見本」のひとつ。

自分なりの生き方、年のとりかたを見つけていこう。

 

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  • この記事を書いた人
望月マサキ

望月マサキ

どちらかというと犬系人懐っこいType、57歳で早期退職した元気なオヤジです。会社人生を卒業したら 自分の人生にシフト!毎日をワクワク過ごしましょう。楽しい場所と良い人間関係を育てるための、毎日の過ごし方のコツをお伝えします。ドラムも教えています。

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